20代後半から40代の脱毛症は男性ホルモンが影響している!?
20代後半から40代にかけて目立ち始める脱毛症が、
男性ホルモンが大きく影響している男性型脱毛症です。
通常、男性ホルモンというのは、体毛を増やす働きがあるのですが、
男性型脱毛症の場合には、前頭部と後頭部の体毛を減らす働きをしてしまいます。
この男性用脱毛症の場合には、内服の治療ではなく、
外用の治療が用いられることが大半です。
外用の治療方法はいろいろとあるのですが、
それらの中でもミノキシジルを配合した製品は、
データ上でも効果を発揮しています。
ミノキシジルというのは、男性ホルモンには直接作用しないのですが、
血行を促進して、毛母細胞に働きかけることで効果を発揮してくれます。
また、男性型脱毛症の新しい治療薬として、
フィナステリドという成分を含む薬も注目されています。
このフィナステリドと言う成分は、男性ホルモンの活性化を抑える働きがあり、
すでに世界中で販売され、『最強の発毛剤』とも呼ばれており、
日本でも厚生労働省の認可が下りました。
脱毛症外来では、このような治療だけではなく、
ヘアケア方法や生活習慣の指導なども起こっておりますので、
薄毛や脱毛に悩み、近くに病院に脱毛症外来がある場合には、
気楽に受診することをおすすめします。